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* 原贴在 http://www.sosg.net/topic_22772.html
* 我先开个头,大家有力出力,帮忙翻译
* 关于该翻译版,是机译+人工润色修改。不对翻译的准确性负责任。我本人日语4级没学到头,请
各位日语达人多提出指正,尽量鄙视我把!
---DAVChen
涼宮ハルヒの分裂
* 凉宫春日的分裂
〔#地付き〕谷川流 イラスト いとうのいぢ
* 谷川流 插图 伊藤-诺依蒂
季節の移り変わりを何をもって実感するかは人それぞれだと思うが、この半年間の
俺《おれ》の場合、家で飼ってる三毛猫シャミセンの動向が最もわかりやすかった。
* 想要感到什么季节变换之类的各位,对于我而言,这半年间最清楚的就是家里养的花
猫三味线的动向了。 シャミセンが夜中に俺の寝ているベッドに潜り込まなくなったことで、俺はこの地
域に四季のうちで最高評価を与えてもいい数ヶ月がやってきたことを知り、だが猫
以上に季節に敏感なのは環境変動への対応に感心するほど正確に準じる植物たち
だろうとも思いつつ、あちらこちらで満開となった桜たちが、まるで全員が事前に
打ち合わせでもしていたようなスケジュール通りの散り様をそろそろ見せてくれそう
な四月上旬の空はクレヨンで塗り固めたように青く、太陽は続く夏への準備運動
のつもりか、やたら明るい日差しを地表へと降り注がせていたものの山から吹き下ろし
てくる風はいまだほんのりと冷たくて、俺の現在位置がそれなりの標高にあることを
教えてくれている。
* 三味线不在夜里钻进我的被窝了。这几个月来方圆百里最值得谈论的就是这件事,但是
猫对季节的敏感与适应环境的能力即使是植物也要感到佩服,那些盛开的樱花,就像全体
商量好了那样在四月的蜡笔涂过一般蓝色的天空中飘落,太阳也正为到来的夏天做准备运
动,虽然猛烈的阳光倾注地表但是山上刮下的风依然有点冷,告诉着我现在所处的位置。 やることもないのでひたすら上空を仰《あお》いでいた俺の口から、言っても言わな
くてもどうでもいいような単語がこぼれ落ちたのは、やはりヒマだったから以外の理由
はなかろう。
「春だな……」
なので、別に誰《だれ》かにリアクションして欲しかったわけでもないのだが、そ
ういう空気をちゃんと読んでいながらも意識的に無理矢理《むりやり》かぶせてくる
臨時隣人が、「疑いようもなく春ですね。そして学生にとっては新しい一年の始
まりです。カレンダーの上でも、年度的にも。そして僕の心情においてもね」
むやみに爽《さわ》やかな語り口調、まあ春と秋には似合っていると思ってや
ってもいいか。夏なら暑苦しいだけだし、冬にだって囁《ささや》き声を聞き取れる
ほど至近距離にいたい人物ナンバーワンは朝比奈《あさひな》さんくらいだからな。
* 因为闲着没事只顾仰望高空的我,从嘴里说出了无关痛痒的话。
“春天到了……”
是不是?应该也没有人答应。不过,一边瞎猜气温的意识一边看过旁的路人,“无法
怀疑那是春天,而且是学生们新学年的开端。日历上是、年度的也是、还有我的心情也
是。”
这种乱七八糟的语气,能和这个时节相配吗?因为夏天的时候热得难受、冬天也听得见
小声说的话的近距离一号人物,大概就是朝比奈学姐了吧。 俺が早くも上の空へと移行しつつ聞き流しモードに入りつつあるのを感じたのか
どうか、「高校生になって二度目の春を迎えたわけですが、私的意見を申し添えます
と、これが『やっと』と言うべきか、それとも『もう』と言うべきか、少々判断に迷
うところがありますね」
* 是不是觉得我早已心不在焉一边转移当作耳旁风进入方式,「应该是高中生活的第二
个春天,不过,补述私人意见的话,不知道该说『终于』还是『已经』,可是有点犹豫不
决。」 迷うことなんかあるものか。英語ならどちらもyetだ。過ぎ去った時間にあったこ
とをいちいち全部覚えてなどいないから、振り返ったらたいていのもんは早く終わった
ように思えるし、これからあるようなことは知りようがないから早くも遅くもなく、い
まやってることは内容によって、主に楽しいか否かで早かったり遅かったりを自分なり
に感じていればいいのさ。少しは時計の身にもなってみろ。あいつらは文句も言わずに
同じ秒数を同じだけカチコチいわせてんだぜ。たまに消した覚えもないのにアラームが
オフになってて壁に投げつけたくはなるが。月曜の朝には特にな。「まさにその通りで
すね。時計の針は我々に客観とは何かを教えてくれる数少ないものの一つです。ですが
時間を主観的にしか感じ取ることのできない人間にとって、それは指針の一つでしかな
いものでもあるんです。より重要なのは、その一定の時間内に自分が何を考え、どう実
行したかなんですよ」
* 其实也没什么好犹豫不决的。用英语说都一样是yet。我认为如果全部通过了的时候赶
得上的事不在,回头看了一般的东西却早已结束了,今后象有一样的事无法知道是否存在,
现在做的事根据内容,主要快乐不同意早晚一wo自己觉得就就行了。也想过身体能不能变
得像时钟。那个家伙们能同样的读秒同样的嘀嗒嘀嗒。但是想把闹醒美梦的闹钟往墙上砸
去的想法也变得偶然。星期一的早上特别是会这样。「确实是那样。时钟的指针教我们客
观是什么,虽然教得少但是仅有一个。对不能感觉主观以外时间的人来说,只有指针的东
西能作参考。更重要的,那个一定的时间内自己考虑什么,怎样做了」「やれやれ」
* "唉呀唉呀~"俺はゆるやかに形を変えようとしている雲の観察作業を中断し、隣へと首をひねったC
相変わらずな微笑《びしょう》がそこにあり、その持ち主である古泉一樹《こいずみい
つき》の存在を表していたが、まあ飛行機雲と比べることもなく眺《なが》めていて目
の肥やしにも毒にもならない日常の風景に過ぎず、そんなものを眺めていても何ら得る
ものもないと考えた俺は、顔を正面に向けることを実行した。
* 我停下了打算看云慢慢变化形状的观察工作,扭头向旁边看见做C相变的微笑的家伙,
表示它的所有者古泉一树的存在,算了,也没有这个比注视飞机航迹云的事更值得看,不
过是眼睛的肥料或是*都不成的日常的风景,认为没有看着任何事物的我,郑重其事的
摆正了头。 ただ、
「俺の私的意見を申し添えておくとだな」
* 不过,
* “预先补述我的私人意见” 中庭の光景を存分に網膜《もうまく》へ投射しつつ、耳を傾けている気配のある古泉
に、「やっぱり、やっと来たかって感じがするぜ」
* 在一边把里院的景象尽量投到视网膜,一边做倾听的样子的古泉,「果然,终于来了的
轻松感。」 そこら中に群れている新入生たちの真新しい制服を目で追いながら、俺は脳裏《のう
り》に録画された懐かしい映像が眼窩《がんか》で再生されるのを感じていた。
そしてこう思うのだ。
* 那些群聚的新生们的崭新的制服,我在脑海里一边被录制了的怀念的录像在眼前重播。
* 并且这样想。 一年前の二年生たちは、一年前の俺たちをこういう感覚で見ていたのかね──なんて
ことをさ。
* 一年前的二年级生们,以这样的感觉看着一年前的我们──做的一些事。 ◇◇◇
俺がこの高校に入学したのは学区割りという制度の仕業《しわざ》だが、そこから涼
宮《すずみや》ハルヒという未確認移動物体と出会っちまったと認識するヒマもそうそ
うに、電波で素《す》っ頓狂《とんきょう》な自己紹介を聞かされて、何だこいつはと
思っているうちにあれよあれよとハルヒ時空に引きずり込まれ、あげくにSOS団と称
する謎組織の一員に加えられた結果、とうとう本物の宇宙人未来人超能力者的存在と邂
逅《かいこう》まで果たし、それだけならまだしもそれぞれが持ち寄ってくる宇宙人未
来人超能力者的イベントに強制参加させられた
* 我进入这个高中是因为分区升学制度的关系,但是从那以后认识了凉宫春日这个被称为
未确认移动物体的闲功夫(ヒマ我译作闲空)都没有,就听她电波般瞎扯的自我介绍,想
起了一些和这家伙这样的那样的拖入春日引起的时空中,成为那个SOS团的一员的后果
就是,邂逅了那些真正称为宇宙人未来人超能力者,被强制参加那个还算可以的宇宙人未
来人超能力者的活动。かと思えば、一方でハルヒが突然思いつく道楽にも付き合わされまくるという、いやま
ったくもう、この一年間で俺の経験値は天井知らずだ。半端な中ボスなら片手で倒せる
んじゃないかと思えるくらいさ。
* 这么说的话,我们似乎一味的为春日的突发奇想忙得团团转,不,是已经可以确定了,
这一年我的体验感的顶峰似乎开了天窗,并认为大概只要从中拿出个零头就能挑战Boss。「習慣ってのはたいしたもんだな」
* “习以为常真是重要的想法阿~” 登校時のしつこいまでに長い坂道にもすっかり慣れちまい、慣れるにしたがって起床
時間が遅れていって、今やギリギリまでベッドと同一化を図っている俺だったが、学校
に慣れ親しむという意味では、俺だけでなくハルヒだって滝を上り終えた鯉《こい》が
龍《りゆう》になったくらいの変化を遂げていた。
* 入学时的长长坡道也逐渐习惯,在习惯落后的时间起床,一边极限着爬坡而且还想要睡
一会儿。不过习惯校园生活这件事上,不仅是我,连春日也如逆瀑布而行的鲤鱼跃过了龙
门般起了变化。 現時点のハルヒを写真にとって、ちょうど一年前のハルヒに見せてやりたい。お前は
来年、こういうふうになるんだぜ、と予言めいた声色《こわいろ》とともに。
* 对于现在春日的样子,恰好和一年前一样。预言了你明年也是这样的声音响起。 ま、仮にできたとしても、やっぱり俺はしないんだろうが。
* 算了,即使真能这样,我还是不会去做的。「僕も同意見ですよ」
* “我也持相同意见呀。” 古泉は目を半分閉じるように細め、わずかに唇の端《はし》を上げて腕と脚を組んだC
「ああ、習慣に関してです。地球上の至るところで生活していることからも解りますが
、もともと人間は順応性に富んだ生物です。大概の環境に適応できてしまうんですから
ね。しかしそれも良し悪しだなと最近思うのですよ。一つの状態に慣れきっていると、
不意に起こる突発的な事態の発生について行きにくくなる、とね」
* 古泉眯起半闭的眼睛,努了努嘴,抱胸翘腿地说“啊,是关于习惯。从地球上各个地方生
活的人类可以知道,人类是富有适应性的生物,能在大部分环境下适应,但是我认为它既
有优点也有缺点,总是习惯在一个状态下就会不适应突发状况。” 何の話だ。ハルヒのことなら、突発的でないほうが少ないだろ。
* 什么话嘛。要是关于春日的话,突发状况可一点也不少吧。「ええ、それはそうなんですが……」
* “哎~是那样的吗……” 古泉にしては珍しく言葉を濁《にご》す様子である。何か言いたいことがあれば尋《
たず》ねてもいないのに喋《しやべ》り出すこいつのことだ、ここで追及してまた小難
しい話を聞かされてはたまらない。
* 作为古泉来说言辞混浊的情况很新奇。是欲言又止欲说还休的状况,那我就懒得追究了。 何か言いたげな古泉の視線を振り切るように俺は無言で首を振り、ヤツとは反対側へ
視線を転じた。
「…………」
* 象甩开想说什么的古泉的视线的我转头,把视线转向了看不见那家伙的一面
“…………” 無言というなら御神体《ごしんたい》レベルに無言の輩《やから》となっている小柄
なセーラー服姿が、微風にそよそよと髪を揺るがせていた。
* 称为无言的神明等级的身材短小的水手服身姿,被微风轻拂着头发 いわずと知れた長門有希《ながとゆき》、SOS団の誇る神秘なる宇宙的秘密兵器─
─ってより、今は文芸部部長というほうが場に相応《ふさわ》しい肩書きだろう。俺と
古泉同様、長門も学習机と椅子《いす》をこの中庭に運び込み、ただし俺たちから数メ
ートル離れた位置で黙々と読書をしている。なんか哲学者と画家と音楽家が環《わ》に
なっているとかいうようなタイトルのその本は、例によってコンクリートブロックみた
いに分厚い。
* 沉默的长门有希,SOS团引以为豪的快要晋——级为宇宙秘密武器,现在称她为文艺部
部长更合适吧。与我和古泉一样,长门在这里也抬进了课桌和椅子,但在我们几公——尺
远的位置一声不吭的读书。什么哲学家画家音乐家成为环一样的标题的那个书,就像混凝
土大楼那样厚。 俺は中庭から部室棟を見上げた。先程部室へと駆けていったハルヒと、そのハルヒに
引っ張っていかれた朝比奈さんはまだ戻ってこない。このまま今日一日戻ってこなくと
もいいくらいだし、そのほうが誰にとっても幸せだろうが、そうもいかんだろう。
* 我从里院仰视文艺教室的楼。刚才先去部室的春日与被那春日拉着去的朝比奈学姐还不
回来。甚至就这样现在一天天地即使不回来也好,对于任何一方来说也都幸福,不过,那
又如何呢。 さて。
* 那么。 状況説明が遅れたな。端的《たんてき》に言おう。新学年、新学期が始まって数日が
経過した今はその放課後だ。この日、俺たちは中庭に机と椅子を持ちだしてきて、片隅
にスペースを作っている。同様のことを他の二、三年生もやっており、ただし全員って
わけではない。
人混《ひとご》みの中にはコンピュータ研究部の連中の姿も見える。長テーブルにパ
ソコン数台を陳列し、ディスプレイで何やらCG的なシロモノを映しているようだ。い
つぞやの宇宙艦隊SLGではなく、妙にパステルチックなデザインの、どうやら占いソ
フトじみたもののようだな、あれは。日和《ひよ》ったかコンピ研部長。もっとも三年
に無事進級したらしい部長氏がいるのは確認できたものの、今でも部長職に留《とど》
まっているのかまでは知らん。どうでもいいっちゃあ、いいが、後で長門に訊《き》い
ておくか。
他の場所に目を移すと、そこかしこに得体の知れないグループがひしめきあっている
のが見て取れる。中には聞いたこともなかったけったいな同好会やら研究会の名があっ
て、そんな発見をして俺はますますどうでもよくなる。もともとこんな行事に俺たちが
付き合っている由縁《ゆえん》など、まったくないはずなのだ。
曲がりなりにも理由があるのは、実は長門だけである。
情况说明的有点迟了,我就直接说吧。现在是新学年,新学期开始后几天的放学
后。这一天,我们把桌子凳子搬了出来在一个角落里占了一片空地,其他的2,3年级的学
生也在做一样的事情。但是也不是全部的学生都这样。
人群中看到了一伙电脑研究部的人。在长桌上放着很多台电脑。显示器上好像有些cg的
人物在显示着,不是上次的宇宙舰队slg,是些很奇妙的用蜡笔设计的,仿佛好像是占卜的
软件。那个是在观望的联合研部长。现在能确认有3年平安升级的的部长了,现在是否还
是部长就不知道了。随便什么都好。好了,以后向长门打听吧。
目光转向其他的地方。到处都是不认识的团体在一起拥挤着。里面也有从没有听说过的奇
怪的同好会和研究会,发现这些之后,我的心情慢慢好起来了,本来我们就完全没有奉陪
的必要。
有一个勉强的理由就是---只有长门。[ 此贴被davchen在2007-03-29 19:55重新编辑 ]